心の中に不安や恐れ、悲しみ、怒りなどのネガティブな感情を抱えたままでいるのは辛いものです。
「どうしても感情が湧いてきて、どう扱ったらいいか分からない…」という悩みを抱える方も多いでしょう。
この記事では、ネガティブな感情に対してスピリチュアルな視点からどのように向き合い、手放していくかを解説します。
感情のコントロールや感情を深層へと押し込めることなく、不安や恐れ、悲しみ、怒りなどの感情を手放し心を癒す方法を知り、内なる平穏を取り戻しましょう。

不安や恐れ、悲しみ、怒りなどの感情で自分を見失っているあなたへ
今自分の感情をどのように扱ったら良いのか、どう向き合ったら良いのか分からないという方が増えています。
そのご質問にお答えしますね(*^^*)
『彼とのことで、どうしようもなく苦しいとき、どこに意識を向けたらいいのでしょうか?
どんな風に乗り切ったらいいのでしょうか?
今は相手ではなく、自分の内側にしっかりと向き合うべきとき。と分かってはいるものの、常に、相手が自分の中から湧いてくる。というか、まとわりついてるかんじなので、なかなか、自分と相手を切り離せず、ものすごく苦しいときがあります。』
『今色々なニュースを見て、とても不安になります。
不安になったらダメだ!と自分に言い聞かせても不安が消えません。
どうしたら不安がなくなるのでしょうか?』
『本当の自分が分からない。』
など、ご質問はそれぞれですが根本は同じで、自分の感情とどう向き合えば良いのか。
という事です。
ネガティブな感情を解放させるため
あなたの感情全てを認め、受け入れるため
のスピリチュアルな方法をお伝えしていきます。
出来事や感情にはメリットとデメリットがある
まず、不安や恐れ、悲しみ、憎しみと言ったネガティブな感情は、どなたにも存在する事で、それが決していけないという事ではありません。
また、どのような事も全ていい面と悪い面と言ったように、必ずメリットとデメリットがあります。
不安や恐れは「安心したいから」不安になるのです。
またその安心を知っているから不安や恐れが出てくるのです。
悲しみは、喜びがあるから、喜びを知っているから出てきます。
憎しみは愛があなたの中にあるから、愛を内側は知っているから出てくるのです。
出来事も同じ事が言えます。
どのような出来事もどのような感情も、いい面しかない!、悪い面しかない!という事は、ありません。
必ず「陰陽」「表裏」があるように、1つの出来事においても「良い側面と悪い側面」「メリット・デメリット」のどちらもが存在しています。
不安や恐れを抱いているその出來事の良い側面と惡い側面を見つけて下さい。
どのような事が起きてもこれを理解していれば、そこからどちらも見出す事が出来ます。
感情のコントロールや打ち消す事はしない
感情をコントロールしようとしたり、出てきた感情を無かった事にしないで下さい。
特にネガティブな感情ですと、「こんな事思ってはいけない!」と打ち消そうとしたり「ダメだ!ダメだ!ポジティブでいなきゃ!」なんて思い、無理矢理明るく勤めようとしたり表面上だけ取り繕おうとします。
一瞬は不安や恐れが消えたように感じます。
しかし、そんなに経たない内にまた同じ感情が出てきます。
またそれを打ち消そうとして、何度かそれを繰り返している内にグルグルしてきてどうして良いのか分からなくなってしまうのです。
まず、その感情が出てきたら感じ尽くす事
その感情が消えるまで俯瞰して見つめて下さい。
ここでは何も抵抗せず、治まるまで感じていて下さい。
そして「そんな風に思ってたんだぁ」「私には〇〇って感情があるんだぁ!」と、それを認める事です。
そうつぶやくだけでも、いいんです。
「これで本当に消えるかな⁈」などと考える必要はありません。
出てくるのを感じていると、スーっと消えていきます。
そしたらその出てきた感情に「出てきてくれてありがとう。」と出てきてくれた事に感謝して下さい。
出てくる度に感じ切ってお礼をしいくと、その感情はやがて出てこなくなります。
コントロールしようとしなくても、自然とフラットになっていきます。
これは不安や恐れや怒りなどのネガティブが完全になくなったのではなく、あなたが認めた事でフラットになり顔を出さなくなったという事です。
出てきた感情を大切な人の言葉だと思ってみる!
あなたの内側から出てくる感情が、すべて大切な方が発した言葉だったとします。
「嬉しい」「楽しい」と言っていたら同じように喜んだり楽しんだりするのに、「不安」「悲しい」と訴えてきているのに無視したり、話も聞かないで頭ごなしに「ダメだよ!」なんて言いますか?
話はどうであれきちんと聞きますよね。
聞いた上でアドバイスをすると思います。
この逆だったらどうでしょうか?
大切な方に不安になった事を聞いてほしいのに、無視されたり何も聞かずに「うるさい!」なんて相手にしてもらえなかったら、悲しくないですか?
聞いてもらえないから、相手にしてもらえないから、悶々としていきます。
何回も「聞いてよ~!」って言っているのに全く聞いてもらえなかったら、悶々としていたのが大きくなり爆発します。
これと同じなんです。
出てくる感情を何度も無視したり、「うるさい!」と言わんばかりに打ち消す事で、その感情は大きくなっていきます。
やればやるほど大きくなっていきます。
あまりにも分かってもらえなくて大きくなって、爆発するんです。
嵐やどん底に突き落とされるような出来事を起こして、その感情を感じ尽くさないとどうにもならない状況や、そこから学びを得ないと浮上出来ないような出来事を作ってくれるのです。
以前何かの記事で「自分の出てきた感情を親友だと思って、大切にして!」と書いた事がありましたが、自分の感情だと思うからないがしろにしてしまうんです。
でも、家族や恋人、親友の言葉だったとしたら、知らんぷりしますか?
出てきた感情を無視したり押し込めてしまうのは、電話してきているのに何も聞かないでブチっと切ってしまうのと同じ行為なんです。
それを何度も何度もやられるのと同じですし、自分が大切な人に何度も何度もしているのと同じなんです。
クリティカルファクターと瞑想方法
何度もこのような事があったら二人の間に亀裂が生じませんか?
表面的に繕ったとしても、以前のように深い繋がりは薄くなります。
全く繋がりが無くなるかもしれません。
これが、クリティカルファクター(無意識と意識の壁)を厚くするという事です。
クリティカルファクターが分厚くなると、無意識の感情が上がってこなくなります。
だからグルグルしてしまうんです。
また、「瞑想しても何の感情も出てこない。」と言う方で、過去の出来事について「許せない」と言う感情がまだあったり、悲しみが癒えていない方は、クリティカルファクターが厚くなっている可能性が高いです。
ですから「呼吸の瞑想法」を取り入れて下さい。
この瞑想法はクリティカルファクターを薄くし、内側の感情を整理し、自分で解決する力を育んでくれる瞑想方法です。
また、あまりにも不安や悲しみなどが強く、精神的に不安定になっているのでしたら、まず誘導瞑想やマントラ瞑想(言葉や光を取り入れるなど)をして顕在意識の部分の感情を浄化し軽やかにしてから「呼吸の瞑想」を取り入れるといいと思います(*^^*)
どちらも上手く取り入れて、心をスッキリさせていきましょう!
また瞑想しなくても最初に説明したように、日々出てくる事を感じ尽くし、感謝する事も行って下さいね(^_-)
こちらもご参考にされて下さいね(^^)


