ポジティブな出來事から氣づきを得て感情解放させる方法
感情の解放は、過去のポジティブな出来事から新たな氣づきを得ることでも達成できます。
忘れていた思い出が、心の奥に閉じ込めた感情を解放する鍵となるかもしれません。
新たな視点と気づきを通じて、自分自身を癒す方法を見つけましょう。
感情解放とポジティブな出來事:新たな視点からの氣づき
クライアントさんから氣づきについてのご質問がありました。
「ネガティブな事からではなく、ポジティブな事から氣づきを得られる事はないのですか?」
というご質問です。
素晴らしいご観点ですね❢
奥に閉じ込めてしまう感情はネガティブな事が多いのですが、忘れていたポジティブな出來事や思い出から氣づきを得て、感情を解放させる事も出來るんです♪
両親との関係性により出來た感情
感情解放にあたって、両親との関係性はとっても重要な要素を占めています。
・怒られた事により、本來の自分を抑えて生きるようになってしまう。
・親は冗談で言ったつもりでも、言われた本人は深く傷ついて「自分はダメだ!」というレッテルを自分に貼ってしまう。
・親を喜ばせたくて、自分に仮面をつけて生きてしまう。
など…
このような事に至った根元を見つける時は、大抵ネガティブな感情になった出來事があります。
このようなことから出來た自我による思考は、本当のあなたの感情ではありません。
それを自覚することがとても大切です。
本來の自分の感情ではないという事に氣づかないと、教育などで形成された自我のままで生きることになり、それらを解放させる氣づきを得ることも出來ません。
過去のポジティブな記憶からの學び:感情の解放と癒しの道
感情解放というと、ネガティブな経験やネガティブな感情が思い浮かぶと思いますが、ポジティブな出來事や思い出からも氣づきを得て、感情を解放させる事も出來るんです♪
例えば、「母親に愛されていない」と思い込んで生きてきたとします。
なぜ、そう思うようになったかと言うと
・自分よりも兄弟姉妹を可愛がっていた。
・いつも怒られてばかりだった
・遊んでもらった記憶がない。
などから、愛されていないと思い込んでしまっていたのです。
内観して、この感情になった根元を探っていく事も、もちろん大切な事です。
しかし、忘れていた記憶の中にはポジティブな記憶もあるはずなんです。
愛されていることへの氣づき:感情の解放と内なる平安への到達
わたしの経験をお話しますね。
私には弟がいて、母親は弟をとても可愛がっていました。(そう見えていました)
・弟はちゃん付けで呼ばれ、わたしは呼び捨てにされた。
・わたしに怒った事を弟がしても怒らない。
こんなちっぽけな事でも、子どもにしたら「愛されていない」という感情を創り上げてしまうんですよね…
「愛されていない」という感情は大人になってからも、心にずっと根強く残っていました。
だから、何か自分が上手くいかないとその原因を親のせいにして、自分の感情と向き合う事もしませんでした。
自分の内なる喜びを再発見する:ポジティブな感情からの自由な生き方への道
しかし、ある日ボーっとしていた時に、突然幼少期の事を思い出したんです。
・一緒におやつのドーナツを作った事
・食が細かったので、食べやすいように工夫して料理をしてくれていた事
・夜遅くまで仕事をしていて疲れているはずなのに、セーターやスカートを編んでくれていた事
などが、走馬灯のようにブワーっと出てきたんです。
この時、「わたしは本当はすごく愛されていたんだ!」と思い、涙が止まらなくなりました。
涙が枯れるまで泣き尽くしました。
そして、「愛されていない」と思い込んでいた感情は癒され、わたしの中から解放されていったんです😊
しばらくして、わたしの中で今までと違う感情が芽生えているのを感じて、今までのように親のせいにする事はなく、きちんと自分と向き合う事が出來るようになっていました。
このように、ポジティブな出來事や思い出を感じ尽くす事からも、自分の感情を解放する事が出來ますよ♪
ただ思い出すのではなく、感じ尽くすのがポイントです👍