【深い部分からの許しのスピリチュアルメッセージ】自己と他者への解放
許しの真の意味と深さ
「許す」という事は、とても深い意味をなします。
許しの概念とその重要性
わたしはよく氣づきについての内容を発信していますが、自分の内面を深く理解していくと、そこに「許し」が生まれます。
全てにおいてフラットな感性になり、目の前の相手や物事を許すという事は、そう簡単には出來ません。
だから、人は自分にとって不都合な事や嫌な事を言われたらそこに怒りを感じたり、相手を攻撃しようとしたりします。
攻撃しなくても心の中では「〇〇にこんな事を言われた!」と良い感情ではない感情が出る事は確かです。
内面からの解放と自己成長
全てにおいてフラットな感性になり、目の前の相手や物事を許すという事は、まず自分自身を許していく事から始まります。
自分自身を許すと言っても、表面的に「許します。」と思っても深い部分では何も変わっていないので、許すと思った感情は解放されません。
誰にでも過ちや未熟さゆえにやってしまった事は、たくさんあります。
その事を後悔するだけでなく、きちんとその内容をよく内観する事です。
許しのプロセス: 感情解放
自分の言ってしまった事、やってしまった事をよく感じて下さい。
なぜあの時いってしまったのか
なぜあの時あんな事をしてしまったのか
それを感じた時、その時の自分に戻ってみた時に、この「なぜ」の部分の理由が出てきます。
これもその出來事だけでなく、その感情になった根元となる出來事が必ずあります。
そこも深堀していくと、更に自分を解放させていく事に繋がります。
深堀りのやり方は
【根底の氣づきと思考癖に氣づく事の違い】問題の根底に氣づく為に
で書いていますので、ご覧下さいね(^^)
「だからそういってしまったんだ~。」「だからあんな行動を起こしてしまったんだ。」それに氣づく事で、心の奥からお詫びの氣持ちが出てきます。
また、その時の思考して言った言葉や行動だけでなく、その奥にある自分の感情に氣づく事が出來ます。
それが最も重要な事です。
その奥にある感情をきちんと感じ尽くす事で、その感情が自分にあったのだという事が腑に落ちていきます。
すると、その感情を認める事になり、認められた事によってそれを「許す」事が出來るようになります。
これが「感情解放」です。
許しのプロセス: 自己への許し
認める事から許しが生まれる。
そしてその感情は解放される。
これが1セットです。
過ちだけでなく、自分が認めたくなかった感情や閉じ込めてしまった感情の根元を知り、それを感じ尽くす事も、同じ事です。
このような事をしていく事により、自分の中のネガティブだと思っていた出來事や感情を1つずつ深い部分から許し解放していく事が出來るのです。
そして、1つ1つのあなた自身への許しの数により、感情が徐々にフラットになっていく、物事の判断もフラットになっていきます。
また、自分を許した分だけ、周りを、出來事を真の意味で許せるようになっていきます。
許しのプロセス: 他者への許し
「お母さんを許せない。」という氣持ちがあり「お母さんを許します。」と思ったとしても、一時は許せた自分を見出す事が出來ると思います。
しかし、表面的に「許す」と思っただけで、何を許すのか、何があったから許せないと思ったのかなど、何もないまま表面的に「許す」と思ったとしても、しばらくするとまた「お母さんを許せない。」という感情が浮上してきます。
なぜかと言うと、自分の真の感情に触れていないからです。
苦しい経験は思い出したくありません。
だから、内観して苦しい感情をもう1度思い出すなんてしたくありません。
でも、そうして押し込めてしまったのは自分です。
だから、自分できちんと元に戻してあげる必要があるんです。
過ちとの向き合い方
「お母さんを許せない。」と思ったと言う事は、1つの事が原因ではありません。
1つの事だけで「許せない。」という感情にまで発展しないからです。
いくつかの要因があって、その積み重ねが「嫌われたくない」「褒められたい」「いい子と思われたい。」などという感情が出てきて、認めてもらえなかった事に対して「嫌い」という感情が出てきて、更にそこから「許せない。」という感情になっていきます。
この要因を探っていく事が「許し」へ繋がっていきます。
許しの終着点: フラットな視点と成長への道
自己と他者への許しの統合
上記のような事があり、内観していくと「愛されていたんだ!」と感じる出來事が出てくる事もあります。
「許せない。」という感情になっていくと「愛されていない」という感情もセットになります。
この時に愛されていた出來事をしっかりと噛みしめる、味わい尽くすと、本当は愛されていたという事や、表面的に厳しいと感じて嫌いになった言葉が実は愛から来ていたんだと深い部分を理解する事が出來ます。
愛されていたという嬉しく幸せな感情も、また「お母さんを許す。」という事へ繋がっていきます。
學びと成長への道のり:物事をフラットに見る
いずれにせよ、自分を深い部分から許していく事から、他者や出來事を許す事に繋がっていきます。
自分を深い部分から許していく事から、「良い惡い」という判断ではなく、物事をフラットな目線で見られるようになり、それを學びに変えていく事が出來るようになっていきます。
真の意味で、自他共に許し認める事
まずは自分を内観し、自部の許し認める事が最初です。
自分を許せず認める事が出來なければ、他人を許し認める事は出來ません。
そして、表面的に「許そう!」と思う事は、そこに不足感があるからそう思おうとするのです。
この時、深層はこの不足感の「許せない!」「許さない!」という感情が大きくなります。
すると、「許せない!」「許さない!」という出來事を引き寄せる事になります。
ですから、きちんと内観をし、その根源に氣づく事です。
そうすれば、必ずその感情は解放されていきます♪