【他人の目を気にする心理とその影響】自己解放のスピリチュアルガイド
他人からどう見られるかを氣にするのは自然なことでもあります
この記事ではわたしの感情と他人の目が氣にならなくなった経験をもとに、他人の目を気にしすぎる心理學の観点から解説し、その弊害について触れていきます。
さらに、この問題を克服するための具体的な方法や、自分らしく生きるためのヒントを詳しく紹介します。
他人の目を気にする日常
あなたは、こんな経験はありませんか?
- 自分が好きだと思った服を買ったけど、「周りからどう思われるだろう」と心配して、結局着ないままになってしまった。
- 友達との会話で、本当は違う意見なのに、「変に思われたくない」と思って友達の意見に同調してしまう。
このようなことは全て、「他人の目」を過剰に意識した結果起こった行動です。
このような経験をしていないという人は皆無に近いと思います。
人目を気にしていたわたしの経験談
わたしも、以前は他人の目を氣にして生きていました。
他人に変な風に思われるんじゃないか?こんな風に思っていた時代がありました。
それは、とても窮屈な感じでした。
「こうしたい!」って思っているのに、この氣持ちを押さえ込んで我慢しているのですから、それはとても窮屈にもなります。
でも、本当にしたいことや自分らしさを表現することが内側から出てきているにも関わらず、他人の目を気にして出來なかったのです。
今思えば、「変な風に思われたくない!」 という、バカみたいな本当にくだらない感情でした。
何かやりたいと思っても「今から始めておかしいって思われないかな?」なんてくだらない思考で、自分の本当の感情を無視してやりたい事を諦めてしまったこともあります。
その結果、どうなったでしょうか?
窮屈で、苦悩の日々。
本当の自分を押し殺し、「周りから認められる自分」や「良く思われる自分」を毎日演じ続けることほど苦しいものはありません。
だって、本当の自分に嘘をつき、内側から出てくる感情のほとんどを押し殺して、偽った自分を生きていたのですから…
繰り返される後悔
本当にやりたいことは簡単には消えません。
何度も何度も「やりたい!」という気持ちが湧いてくるのです。
でも
その程度に他人の目が氣になって、結局行動できない…
そして自己嫌悪に陥り自分を責めてしまう…
そんな悪循環に陥ってしまったんです。
気づきの瞬間:他人の目を気にすることのくだらなさ
このような日常を繰り返し生きている中、ある日ふと氣づいたんです。
「他人の目を氣にして何かをやらなかったり、自分の氣持ちを押し殺して他人に合わせた所で、そこからは何の喜びは生まれない」
という事を!
なぜこんな簡単なことに今まで氣づかなかったんだろう⁈
この単純な事実に氣づいた時、私の中で偽っていた自分や他人に合わせていた自分がガラガラと崩れ去っていくような感覚になり、何かが変わりました。
変化の一歩:自分の気持ちを優先する
この氣づきをきっかけに、私は考え方を180度変えました。
「他人にどう思われるか」ではなく「わたしはやりたいのか、やりたくないのか」
優先事項は、自分がどうしたいのかです。
本來の自分の感に基づき、行動するようになっていったのです。
もちろん最初から全てにおいて出來るようになったわけではありません。
しかし、この繰り返しが揺るぎないものに変わっていきます。
内側の感情・本來の自分に素直になった結果
結果は驚くほど清々しいものでした。
自分の気持ちに素直に行動するようになると、あんなに苦しかった日々が嘘のように、新しい事に挑戦する喜びや内側と一体となっている喜びが湧き出て、楽しい人生になっていきました。
すると、不思議なことに「他人にどう思われるか」なんて、どうでもよくなっていったのです。
「どう言われてもどうだっていい!」と、内側から強く思いました。
なぜなら、他人がわたしをどう考えようと、それはその人の価値観で決められたわたしであって、「本当のわたし」ではないからです。
他人の評価と本当の自分
ここで大切なことがあります。
他人の目を氣にして「素のあなた」を隠す必要はないということです。
もし誰かがあなたの惡口を言っていたとしても、変な人だと思っていたとしても、それは相手の価値観の中で勝手に思っていることであって、それは本当のあなたではありません。
この事を理解することです。
わたしもこの事に氣づいたら、惡口を言われたとしても、どうでもよくなりました。
惡口を氣にするよりも、自分の好きなことややりたいことをしている方が、喜びに満ちているからです。
他人の目を気にする心の正体
ここで少し立ち止まって考えてみましょう。
なぜ私たちは他人の目を気にしているのでしょうか?
なぜ他の人の目を気にするのか
人間は社会的な生き物です。
集団の中で生きていくために、他人からの評価や反応を氣にする傾向が誰にでもあります。
しかし、それが行き過ぎると、他人の言葉や常識の枠に囚われすぎて、自分らしさを見失い人生の喜びを逃してしまうのです。
他人の目を気にする心の声
あなたも、こんな風に思ったことはありませんか?
「これをしたら、変に思われるんじゃないかな…」
「今からこんなことを始めて、今更と笑われるんじゃないか⁈」
「みんなと違うことをして、浮いてしまわないか(仲間外れにされないか)」
これらの思いは、すべての人の目を氣にする心から生まれています。
この人目を氣にする心とは、経験を元に形成された自我から生まれた感情です。
過去の経験
幼少期や學生時代、社会に出てからの経験などにより、人の目を氣にする傾向が強くなっていきます。
例えば
- 友達と違うことをして馬鹿にされた
- みんなに合わせなかったら、仲間外れにされた
- 「もういい歳なんだから、そんな事はやめなさい!」などと親に言われた
- 自分の意見を述べたら、批判された
このような経験の積み重ねで、傷ついたり悲しい思いや苦しい思いをした結果、人に合わせることや人の目を氣にして生きるようになっていってしまいます。
他人の目を気にすることの問題点
自由を失う
「今からこれを始めたら、おかしいと思われないかな?」
こんな風に考えて、自分のやりたいことを諦めてしまったことはありませんか?
私も何度もありました。
その 結果、自分の本当の氣持ちを無視して生きることになってしまいます。
これは、まるで鳥かごの中に自分を閉じ込めているようなものです。
自由に羽ばたきたいのに、かごの中でじっとしているような、そんな窮屈さを感じるのです。
後悔
面白いことに、本当にやりたいことは簡単には消えません。
何度も何度も「やりたい!」という気持ちが湧いてくるのです。
でも、その度に他人の目が氣になって、結局行動そんな悪循環になってしまいます。
「あの時、勇気を出して行動していれば…」という後悔の念が、心の底に溜まっていくのです。
自己表現の機会を逃す
あなた自身の才能や個性が、周囲の目を氣にするあまり、埋もれてしまいます。
これは、まるで美しい花が咲こうとしているのに、その芽を摘んでしまうようなものです。
人の目を氣にしてやりたいことをやめてしまった結果、あなたの中にある素晴らしい可能性が、開花する前に閉じ込められてしまうのです。
諦めた事柄がもしかしたら、あなたの使命に繋がることかもしれません。
だからこそ、人の目を氣にするよりも、あなたの内側から出る感情を優先してほしいのです。
人の目を気にする生き方を解放させるための方法
ここからご紹介する「人の目を氣にする生き方を解放させるための方法」ですが、ノートとペンを用意して始めて下さいね。
パソコンやスマホに保存するのではなくきちんとノートに書くことが大切です。
なぜなら、書くという行動とそれを見るという行動が、インプットとアウトプットを行えるからです。
自分の価値観を知る
まずは、自分自身について深く知ることから始めましょう。
自分が本当に大切にしているものは何か、どんな時に幸せを感じるのか、自分の強みや弱みは何かを考えてみてください。
自分の価値観を知るための実践方法
- 毎日日記をつけ、自分の感情や思考を書き出す。
日記でなくても、思っていることを書き出すことで、自分の感情をきちんと知ることができ、感情整理にも繋がります。 - 自分が大切にしているものリストを作成する。
物・人物・行動などの項目に分けていくと、改めて自分の大切な物事を理解することが出來ます。
他人の目を気にする原因を探る
なぜ他人の目が氣になるのか、その根本的な原因を探ってみましょう。
過去の経験や、周囲の環境が影響している可能性があります。
他人の目を気にする原因を探るための実践方法
- 幼少期の思い出を振り返り、他人の評価が特に氣になった出來事はあるか考える。
1つや2つではないので、ゆっくりと思い出し書き出して下さい。 - 「他人の目が氣になる」と感じる具体的な場面を書き出したら、そこから共通点を見つける。
- 目を閉じ、他人の目が氣になるようになった出來事の時の自分に戻り、その時の感情を感じ尽くす。
また、目を閉じたまま、その時に言いたかったことなどをその相手に伝える。
心が軽くなるまで、繰り返し行って下さい。そうすれば、その時の感情が解放されていきます。
他人の意見は主観的だと認識する
他人の評価は、その人の経験や価値観に基づいた主観的なものです。
それは、あなたの本質的な価値を決めるものではありません。
他人の意見は主観的だと認識するための実践方法
- 同じ出來事や人に対する意見を複数の人に聞き、評価が人によって異なることを実感する。
- 自分が他人を評価する時、それが主観的であることを意識する。
自己価値感を内側に求める
他人からの評価ではなく、自分自身の基準で自己価値を見出す習慣をつけるようにしていきましょう。
自己価値感を内側に求めるための実践方法
- 他人の意見に頼らずに、または自分の意見と異なる他人の意見に合わせないことが出來たら、自分を抱きしめて褒めてあげましょう。
1日を振り返り褒める。
この繰り返しで、徐々に自分の感情優先になっていきます。 - 外的な成功や失敗に関わらず、自分の努力を認め、それに挑戦したことや行動したことに焦点を当て、労をねぎらう習慣をつける。
新たな基準での行動
自分を制限していたことから一歩外に出ることで、新しい経験を積み、自信をつけていきましょう
新たな基準での行動をするための実践方法
- 今までしたかったのに、他人の目が氣になり避けていた小さなことに挑戦する。
新しい髪型に挑戦する
行ってみたかった場所へ行ってみる
など - 人に合わせるばかりで「NO」と言うのが苦手だった人は、小さなことから断るようにしていく。
直感を養い、直感を信じる勇気
時々、理屈では説明できないけれども「これをやりたい!」「これだ!」という強い直感が出てくる場合があります。その時は、その直感を信じてください。
理性も時には大切ですが、直感を信じて行動した結果、思いもよらない素晴らしいことに繋がっていくのです。
直感を養い、直感を信じる勇気を出すための実践方法
- 毎日、静かに座って自分の内なる声に耳を傾ける瞑想を行う。
10分~30分は行うことです。
お勧め瞑想法 - 重要な決断や迷った時には、目を閉じハートに手を当てて、自分の内側に問いかける。
「本当は、これをやりたい?やりたくない?」
「本当はあなたはどうしたいの?」
その声に従って行動してください。 - 直感に素直に行動し、成功体験を積み重ねていく。
行動を起こす勇気と自己決定の喜びを味わう
最初のうちは、まだ他人の目が氣になるかも知れません。
それでも大丈夫です。
あなたの気持ちに正直に行動し続けていけば、徐々に他人の目が氣ならなくなっていきます。
自分で決めた道を進む。
自分の価値観に基づいて選択する。
そんな自己決定の喜びを味わいましょう。
行動を起こす勇気と自己決定の喜びを味わうための実践方法
- 何かを決める時や迷いが生じた時、他人の意見を参考にしても良いが、最終的には自分の内側の感情に素直になり判断する。
- 自分で決めた目標に向かって行動し、その過程を楽しむ。
失敗も大切な経験ですから、それを責めることなく學びを得て進むことで、成し遂げる喜びも倍増します。 - 自分の内側に素直に行動し、好きなことをしている喜びや清々しさをその都度味わう。
- 他人の目を氣にして行動を制限していた時の自分と、内側に素直に行動している時の感情の違いや、自分の変化をノートに書き出す。
どれだけ自分が解放されたのか
どれだけ自分が成長したのかを知ることが出來ます。
自己成長を祝福する
他人と比べるのではなく、過去の自分と比べて成長を感じることが大切です。
小さな変化や進歩も見逃さず、どのような小さな変化や進歩だったとしても、自分を褒める習慣をつけましょう。
自己成長を祝福するたの実践方法
- 今まで出來なかったことが出來るようになったり、自分が成長したと感じることがあったら、その都度自分を褒める。
- 失敗したと思うことから學びを得たら、その失敗も成長の糧ですから、その経験に感謝する。
- 自分の成長を友人や信頼できる人と共有し、一緒に喜ぶ。
一緒に喜んでもらえる人と共有することで、自信に繋がり更なる自己成長にも繋がっていきます。
他人の目より自分の心に素直になった結果
他人の目よりも、自分の心に素直に行動していった結果、どのようなことが起こるのか解説します。
今までにない感情の表れ
他人に合わせ自分を偽ってきた自分から解放されますと、喜びや自由になった解放感や清々しさを感じます。
この変化により、自分を大切にする氣持ちの表れや、自己表現力も向上していきます。
自己肯定感の向上
「これが本当のわたしだ」という自信が芽生え、自分自身を好きになっていく感覚になっていきます。
それまではなかった自分の長所や才能に氣づいたり、新しい可能性が開けていく感覚にもなっていきます。
このようなことが、あなたの今まで低かった自己肯定感を高めていくことに繋がっていくのです。
自由を手に入れる
行動の繰り返しで「変に思われるかも」なんて考えが、どうでもよくなるのです。
そして、あなたは他人や社会に縛られていた自分から解放され、自由な心を手にすることが出來るのです。
あなたの人生はあなただけのものです。
これが腑に落ちれば、他人に惡口を言ったとしても他人があなたに関して考えようと、それはあなたの人生には関係ないということを知り生きることが出來るようになっていきます。
人間関係の質の変化
自分に正直になることで、周りの人々も正直に接してくれるようになりますし、あなたと合わないと感じた人は去っていきます。
表面的な関係が減り、深い信頼関係を築ける人が増えていきます。
「本当の自分」を出すことで、「本当の友人」が集まってくる、あなたにとって良い本当の人間関係を築けるようになっていきます。
他人の評価と本当の自分
他人の評価は本当のあなたではない
これはとても大切なことです。
最初にも述べていますが、もし誰かがあなたの惡口を言っていたとしても、変な人だと思っていたとしても、それは相手が勝手に思っていることであって、本当のあなたを表現した言葉ではありません。
他人の評価は、その人の視点や経験、価値観によって形成されるものです。
つまり、それはあなたの一面を切り取った、限定的な見方に過ぎないだけなのです。
本当の自分を知ることの大切さ
他人の目を気にして「素のあなた」を隠す必要はないのです。
それは簡単なプロセスではありませんが、自分自身と向き合い、自己主張していくことで、少しずつ「本当の自分」が見えてくるはずです。
自己受容の力
「本当の自分」を受け入れることができれば、他人の評価に左右されにくくなります。
自分自身の所も短い所も含めて「これがわたしだ」と受け入れることで、揺るぎない自信が生まれます。
これは、まるで大地にしっかりと根を張った大きな木のようなもので、これこそが自分軸なんです。
自分らしい生き方を見つける
大切なのは、あなたらしい生き方を見つけることです。
それは他の誰でもない、あなただけのものです。
他人の目を氣にして自分を抑えるのではなく、自分の気持ちに正直に生きてみてください。
きっと、今までない自由と幸せを感じ、自分らしい生き方を発見することが出來るでしょう。
自分らしく幸せに生きる
他人の目を気にして生きるのは、本当に窮屈なことです。
勇氣を出して自分の気持ちに正直になれば、驚くほど人生が豊かになります。
他人の評価は、あなたの人生には何の影響も与えません。
あなたの人生は、あなた自身だけのものだからです。
だからこそ、他人の目に左右されることなく、自分が本当に求める生き方を見つけてください。
最初は少し怖いかもしれませんが、その一歩を踏み出した瞬間から、自由と解放感に包まれるでしょう。
一歩踏み出す勇気さえあれば、あなたらしい生き方の道は開けます。
あなたらしい、あなたにとってかけがえのない人生が待っているのです。
だから、今日から少しずつでいいので、自分の気持ちに耳を傾けてみませんか?
そして、その声に従って行動してみてください。
あなたの中にある「本当のあなた」が、きっと素晴らしい人生これから導いてくれるはずです。